熊本県あさぎり町と「健幸なまちづくりの推進に係る包括連携協定」を締結

株式会社タニタヘルスリンク（略称：ＴＨＬ）は、本日、あさぎり町（熊本県球磨郡）と、「健幸なまちづくりの推進に係る包括連携協定」を締結しました。本協定の目的は、両者が２０２０年から取り組んでいる健幸運動教室事業に加え、新たな健康づくり事業を通じて幅広い世代の運動習慣の定着と健康管理意識の醸成を図るものです。

町が取り組む健幸運動教室事業は、ＴＨＬの運動教室最適化システム「Ｔ－Ｗｅｌｌ」を活用。利用者一人ひとりにあわせた運動メニュー（筋力トレーニング・有酸素運動）や身体活動の強度、生活習慣に関する改善ポイントのアドバイスを個別に提供できることから、高齢の方でも無理なく健康づくりに取り組むことができるのが特徴で、これまでの４年間で約３４０名が参加しています。

今回、本事業に加え、幅広い世代の運動習慣の定着と健康管理意識の向上を図るため、ＴＨＬの「タニタ健康プログラム」をベースにした健康づくり事業の準備を両者で進め、２０歳以上の町内に在住・在勤の方を対象に、今年７月より新たな取り組みをスタートする予定です。

​​​​​​​新たにスタートする健康づくり事業では、ウオーキングを通じて運動習慣を身につけるため自身のスマートフォンや活動量計（希望者に配付）を使用して、からだの変化を体組成計や血圧計で確認できるように町内に「測定健康スポット」を設置。これらの計測機器を通じて、自身のからだや運動の状態を「見える化」することで健康意識の醸成を図ります。また、歩数や計測回数などの健康行動に応じて商品券やデジタルギフトなどへ交換可能な健幸ポイントを付与するプログラムも実施することで、健康づくりへのモチベーションを高め継続を促します。これにより、健幸運動教室事業で取り組んできた健康づくりにおける「ハイリスクアプローチ」に加え、今回、「ポピュレーションアプローチ」までの領域をカバーできることとなります。

今後両者では、これらの施策を起点として、「健幸なまちづくり」の推進に向けた取り組みを連携して進めていく予定です。

左より、あさぎり町：北口 俊朗町長、弊社社長：土志田 敬祐