代表者メッセージ

より健康的で持続可能な未来へー

私たちタニタヘルスリンクは、継続して取り組める様々なヘルスケアサービスの提供を通じて、健康経営を目指す法人や地域住民の健康づくりを進める自治体の皆様の健康課題解決に努めています。同時に、より良いサービス提供のためには、提供主体者である弊社の従業員自身が健康であることが重要であると考え、一人ひとりが健康でいきいきと仕事に取り組める職場環境づくりにも注力しています。

これらの取り組みは、2015年に国連サミットで採択されたSDGsの理念に通じるものであり、持続可能な社会の形成に寄与するものであると考えています。
今後も弊社ではSDGsの理念を踏まえ、多くの人が健康で豊かな生活が送れるよう、ヘルスケア分野における新しい価値を創出し続け、スローガンに掲げる「日本をもっと健康に!」の実現を目指してまいります。

代表取締役社長
土志田 敬祐

SDGsとは



SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは “Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)” の略称であり、誰一人取り残さない(No one will be left behind)」を基本理念に、持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。

従業員の健康増進や働き方改革を推進

従業員一人ひとりが心身ともに健康で、いきいきと仕事に取り組めることが、より良いサービスの提供につながります。このため弊社では、従業員の健康保持・増進に向けた職場環境づくりに努めるとともに、充実したワーク・ライフ・インテグレーションの実現に向けた取り組みを進めています。

SDGs
従業員の健康増進や働き方改革を推進

■健康経営の推進(「健康経営推進プロジェクト」)

  • 全社的な活動として「健康経営推進プロジェクト」を立ち上げ、さまざまな健康づくりに関する取り組みを実施。

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■従業員の心とからだの健康づくり

  • テレワーク時の従業員の健康管理を推進するため、通信機能を搭載した家庭用の体組成計と血圧計を全従業員に配付。
  • 就業時間中にオリジナル体操をオンラインで定時配信。テレワーク時の従業員の運動不足による筋力低下防止やコミュニケーションの活性化を推進。
  • 定期健康診断後の保健師による健康相談を全従業員に実施。
  • メンタルヘルス研修の実施。
  • 女性従業員向けに、女性特有の健康課題に関するセミナーを開催。
  • 従業員が協力しながら健康づくりに取り組むプログラムの実施。
  • 健康づくりの継続促進に向けて、従業員同士の歩数競争の開催や健康行動に対するインセンティブを付与。
  • サプライチェーンにおいて取引先の取り組みを支援。(健康管理アプリの無償提供や、従業員が参加する歩数競争イベントの共同開催など)

 

■健康でいきいきと仕事ができる環境づくり

  • 事業所内に通信機能を搭載した業務用体組成計と血圧計を配置した計測ルームを設置。インターネットを介してサーバーに蓄積された計測データはいつでも確認でき、自身のからだの状態の「見える化」を通じて行動変容を促進。
  • 日常において最も多くの時間を過ごす職場そのものが、健康をつくる一助となれば従業員の健康の維持・増進に役立ち生産性向上に繋がると考え、立ったまま仕事ができるコーナーや自然に歩くことを促すレイアウトなどを採用した「健康オフィス」を本社に導入。
  • 充実したワークライフ・バランスの実現に向けて、長時間労働の是正やノー残業デーの設定、有給休暇の計画取得、フレックス制度導入などを実施。
  • 充実したワーク・ライフ・インテグレーションの実現に向けて、長時間労働の是正や残業デーの設定、有給休暇の計画取得、フレックス制度導入などを実施。
  • フレックスタイム制や時間有給制に加えて、家族の世話や育児などで業務時間内に一時的に仕事から離れられる「一時外出制度」を導入。
  • 申請時の心理的負担を軽減するため、生理休暇の名称を「コアラ休暇」に変更し、時間単位での休暇取得も可能に。

健やかに暮らせる社会を目指して”健康まちづくり”

地域住民や働く人々の健康づくりを支援するだけでなく、健康と地域活性化を組み合わせた「健康まちづくり」にも注力しています。例えば、ポイントプログラムや飲食店のメニュー監修を通じて市街地の回遊性を高めたりするほか、地域の観光資源を活用したヘルスツーリズムを企画したりするなど、地域の課題に応じた取り組みを進めています。

SDGs
健やかに暮らせる社会を目指して”健康まちづくり”

■地域住民や働く人々の健康づくりをサポート

  • 「タニタ健康プログラム」をベースに、地域住民や働く人々の健康づくりを支援。
  • 歩数を競い合う「ウオーキングラリー」により運動習慣を定着。
  • 法人や自治体の健康経営を支援し、健康経営優良法人認定取得をサポート。

 

■地域の活性化

  • 歩数をポイントに換算するポイントプログラムをインセンティブとして活用し、ウオーキングによる地域内の回遊性向上を図るほか、ポイントを地元特産品や商品券(地域通貨)に交換することで地域経済の活性化に寄与。
  • 地元飲食店のメニューの特徴を生かしながら、塩分やカロリーを抑えて栄養バランスのとれたヘルシーメニューを監修し、看板メニューにすることで、地域住民の健康的な食習慣の定着を促進。
  • 地域の食や自然などの観光資源と健康づくりを組み合わせたヘルスツーリズムを企画。

 

■健康リテラシーの向上

  • 全国で体組成計や血圧計を使った計測イベントを実施。管理栄養士や保健師などの専門スタッフが計測結果の見方や、より健康になるための食事や運動の改善ポイントなどのアドバイスを実施。
  • 地域住民や働く人々に向けて、管理栄養士や保健師、健康運動指導士などの専門スタッフによる健康セミナーを開催。
  • 健康セミナーでは、多様な働き方に合わせて、講師派遣型だけではなくオンライン型セミナーも開催。
  • 健康づくりのコツをショートドラマ風に分かりやすくまとめた動画を配信し、多くの人に健康情報を提供。
  • 正しい生活習慣を定着させる「ミライフ」と「健康シフトプラン」の提供を通じて、生活者一人ひとりの健康づくりのセルフマネジメント力の向上をサポート。
  • 「ミライフ」では、生活習慣改善の動機付けに必要な「現状分析」「将来予測」「予防方法」の3カテゴリーにおいて、健康診断と生活習慣データをもとに一人ひとりの健康リスクやそれに備えた情報を提供。将来の健康リスクに応じて、改善や継続が必要な生活習慣や具体的な改善方法を保健師や管理栄養士が作成した動画コンテンツなどで紹介することで、改善に向けた意欲を向上。
  • 「健康シフトプラン」では、生活習慣における改善目標の設定から定着まで、6種の改善プランをラインアップ。「ミライフ」のAIが導き出した将来の健康リスクをもとに、顕在化している健康課題だけでなく将来の健康リスクに備えた90日間のミッションを通じて、生活習慣の改善をサポート。

 

■家庭や地域・学校と連携した健康教育

  • 多くの自治体と連携し、食事セミナーや料理教室を開催。
  • 看護大学の実習先として学生の受け入れや、大学での特別講義などで健康をテーマにした講義を実施。

一人ひとりの健康(ウェルネス)を未来につなげる

健康意識は、世代やライフスタイルなどによって大きく異なります。
弊社では、健康に関心のある人だけでなく健康づくりへの無関心層も含め、社会全体を健康へ導く「ポピュレーション・アプローチ」による取り組みを進めています。健康づくりのきっかけや続ける動機づけに効果的な「楽しみながら」健康づくりができるコンテンツをはじめ、一人ひとりが健康を「自分ごと化」できるサービスを提供しています。

SDGs
一人ひとりの健康(ウェルネス)を未来につなげる

■「楽しみながら」自然に健康づくりができる新しい価値観の創出

  • 若年層・健康無関心層に向けて、アニメをはじめとする人気キャラクターやスポーツ分野など、趣味嗜好にフォーカスしたコンテンツ展開によりきっかけを創出。個人の予防・健康づくりへの主体的な取り組みを促進。
  • WEB上で国内外の名所旧跡や古地図などを辿りながら歩数を競い合う「ウオーキングラリー」など、同僚や仲間と一緒に楽しみながら日常生活の中で健康づくりを継続できる仕組みとノウハウを提供。

 

■人生100年時代を見据えた健康寿命の延伸

  • 介護・フレイル予防(介護予防と保健事業の一体的実施)の仕組み構築に参画。これに基づく高齢者向け運動教室を各地で開催し、運動の習慣化と参加者同士のコミュニティ形成、さらに地域アンバサダーによる新規層への波及など、フレイル予防を軸とした持続可能なまちづくり構築を支援し、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現を推進。

 

■適切な生活習慣の定着を促進し、将来リスク低減をサポート

  • 健康管理アプリの提供による健康状態の見える化や、役立つ健康情報を届けるコンテンツなどにより、毎日の自己チェック定着やセルフマネジメント力を向上。生活習慣病の予防や不調の早期発見を促すなど、生涯を通じた健康づくりを推進。

 

■世界から飢餓と肥満をなくすための取り組み

  • 減量や健康維持に取り組む方々の努力の成果を、弊社が代わって飢餓で苦しむ人々へ還元する「世界から飢餓と肥満をなくそうプロジェクト」の実施。  >>詳しくはこちら
  • 世界の子どもたちの飢餓をなくすために、国連WFPが開催するチャリティーウオーク「WFPウォーク・ザ・ワールド」に参加。

産官学医連携による新しいヘルスケアサービスの創出

弊社では、あらゆる分野で自治体や企業、団体、アカデミア、医療機関などと連携を進め、さまざまな利用者のあらゆる健康ニーズに、ワンストップかつ柔軟に対応できる新しいヘルスケアサービスの創出を目指しています。

SDGs
産官学医連携による新しいヘルスケアサービスの創出

■健康プラットフォームの構築

  • 健康や医療などのビッグデータを分析し、一人ひとりに最適な健康づくりプランを提供する「健康プラットフォーム」構築を推進。

 

■地域連携による健康づくり事業への参画

  • 各地の自治体と「健康まちづくり」のための連携協定を締結。
  • 地域住民の健康づくりを目的とした産官学医連携事業に参画。
  • IoTを活用した「飛び地連携型大規模ヘルスケアプロジェクト」への参画

 

■健康づくりに新しい価値を

  • 電力会社と協業し、歩数に応じた電気代割引プランを開発するなど、歩数や体組成データなどの「計測データ」や健康行動に基づき付与される「健康ポイントデータ」など、さまざまな「健康」データを起点としたアライアンスを推進。
    >>詳しくはこちら

 

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