企業情報

ごあいさつ

 現在、わが国は超高齢化社会を迎え、年々増加する医療費・介護給付費や深刻化する労働力不足など、数々の社会課題に直面しています。このような課題を乗り越えるためには、社会全体で取り組むと同時に、企業や自治体、個人それぞれが「健康」への関心を高め、健康寿命延伸に向けた取り組みが重要となってきます。

 このようなことから、近年、長期的な成長の礎となる「ESG」(環境・社会・ガバナンス)を重視した経営スタイルで、従業員を資本と考える人的資本経営の中核となる「健康経営」を推進する企業が増えています。一方、自治体では、住民が健康で幸せな暮らしを実感できる持続可能な地域社会に向けた「健康まちづくり」の取り組みが広がっています。

 私たちタニタヘルスリンクは、長年の健康経営で培ったノウハウや効果が確認された施策をサービス化し、これらの取り組みをサポートしています。同時に、より多くの職場や地域が活力に溢れ、そこで働く人や暮らす人が健康で充実した生活を送ることができるよう、「健康経営」や「健康まちづくり」の輪を全国に広げる活動にも力を入れています。

 一方、健康寿命を延伸し、医療費・介護給付費を適正化するためには、一人ひとりが自身の健康を「自分ごと化」することが起点となります。このため、健康や身体に関する情報「PHR(パーソナルヘルスレコード)」をもとに、産学官医と連携しながらに個々人に最適化されたサービスの開発・提供を進めています。

 これからも私たちは、多くの事業パートナーの皆様と手を携えながらヘルスケア分野に新しい価値を創出し続け、スローガンに掲げる「日本をもっと健康に!」の実現に向けて歩みを進めてまいります。

代表取締役社長
土志田 敬祐

 楽しく続けられることが健康づくりには欠かせません。

 今日、我が国は急速な高齢化に伴い、健康寿命の延伸が課題となっています。これを解決するためには、国民の約7割を占めると言われる健康にあまり関心のない「健康無関心層」に対してアプローチし、健康的な生活習慣を身につけていただくことが重要であると考えます。

 このため弊社では、誰もが楽しみながら「普段の生活の中で自然と健康になる」ことを目指し、健康づくりを強いるのではなく、一人ひとりの趣味嗜好にあわせて自発的に「簡単で、楽しく、続けたい」と思えるサービスやソリューションの開発に力を入れています。中でも力を入れているのが、弊社の強みであるデジタルコンテンツとヒューマンサービスを融合させた継続的な健康づくりを促す仕組みづくりです。

 開発にあたっては、さまざまな分野で高い専門性を持ったスタッフを揃え、それぞれの知見に基づく質の高いアイデアを組み合わせること、また、自身が楽しみながらより良いものを創造し続けることをモットーとしています。弊社では、ここで生まれたさまざまな利用者のあらゆる健康ニーズにワンストップかつ柔軟に対応するヘルスケアサービスを通じて、多くの人々の行動変容を促し健康増進を図ることで、健康寿命延伸に寄与していきたいと考えています。

取締役副社長
坂下 壮太郎

株式会社タニタヘルスリンク
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-52-2青山オーバルビル15階