株式会社タニタヘルスリンク
代表取締役社長 兼 CHO(Chief Health Officer)
土志田 敬祐
項目 | 現状 | 今年度目標 | 中期目標 |
2023年度 | 2024年度 | 94.0% | |
適正体重維持者の割合の増加 (BMI:18.5以上25.0未満) |
73.7% | 80.0% |
プレゼンティズムの調査を開始した2020年度から、毎年減少が続いている。2023年度には10%となり、2020年度と比較すると20%以上の減少となった。
2022年に女性特有の健康課題への対応や働きやすい職場づくりに向けて女性従業員による「女性の活躍推進プロジェクト」が発足。女性従業員の意見や要望を踏まえながら柔軟で多様な働き方の実現にも取り組んでいます。
多様な働き方推進
一例では、就業規則を改定し、フレックスタイム制や時間有給制に加えて「一時外出制度」を導入。これにより、業務時間内に一時的に仕事から離れられることができるようになり、子どもの送迎や近親者の通院、その世話などに対応しやすくなりました。
生理休暇の名称変更
また、生理休暇の名称を「コアラ休暇」に変更し、申請時の心理的負担を軽減するようにしたほか、健康保険組合と協力して、小児科医・産婦人科医・助産師に無料相談ができるオンライン窓口を開設しました。
このほか、全従業員を対象に仕事との両立(疾病・育児・介護)に関するアンケートを定期的に実施し、役員・産業医・従業員代表・人事部門と連携して制度設計などの検討を進めています。
これまでの主な取り組み
メタボリックシンドロームの
解消
▼
適正体重維持者の
割合の増加
特定保健指導以外の保健指導
課題別のセミナーを社内で開催
【主な施策】
経済産業省と日本健康会議が共同で実施する健康経営優良法人認定制度の中小規模法人部門において、「健康経営優良法人2024」に認定されました。さらに同認定企業のうち、経済産業省が実施する健康経営度調査結果で上位500法人のみに与えられる「ブライト500」にも選ばれました。なお、健康経営優良法人は、大規模法人部門・中小規模法人部門の2部門を通じて、2019年から6年連続で認定されています。
弊社では、通信機能搭載の活動量計を使って、一人ひとりの日々の歩数をランキング形式で発表したり、WEB上で国内外の名所・旧跡を巡りながら歩数を競い合う「ウオーキングラリー」を定期開催したりするなど、楽しみながら歩く習慣が身につく施策に取り組んでいます。また、新しい生活様式に合わせた健康経営の一環で、毎日定時(1日2回)に全従業員参加のオンライン体操を開催し、テレワークでの運動不足解消に努めています。これらの取り組みは各方面から評価され、スポーツ庁からスポーツを通じて積極的に従業員の健康増進に努める企業であるとして、「スポーツエールカンパニー2024」として認定を受けました。さらに、東京都からも従業員のスポーツ活動の促進に向けて優れた取り組みをしているとして、「令和5年度東京都スポーツ推進企業」に認定されました。
健康企業宣言東京推進協議会が運営する健康優良企業認定制度において、健康優良企業「金の認定」を取得しました。弊社では、2018年に健康企業宣言※を行い、同年「銀の認定」を取得。その後、計機健康保険組合と協力しながら健康経営を推進すると同時に、職場の安全衛生や従業員の家族の健康づくりなど取り組み内容をステップアップさせた結果、2020年に「金の認定」を初取得。以降、今回を含め5年連続での取得となっています。
※健康企業宣言とは、健康優良企業「銀の認定」「金の認定」を目指して、企業全体で健康づくりに取り組むことを宣言すること。健康企業宣言は、全国健康保険協会の登録商標。
2024年4月時点
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