「健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)ブライト500」に認定
株式会社タニタヘルスリンク(略称:THL)は、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する健康経営優良法人認定制度の中小規模法人部門において、本日、「健康経営優良法人2024」に認定されました。さらに同認定企業のうち、経済産業省が実施する健康経営度調査結果で上位500法人のみに与えられる「ブライト500」にも選ばれました。なお、健康経営優良法人は、大規模法人部門・中小規模法人部門の2部門を通じて、2019年から6年連続で認定されています。
THLでは、2009年より健康経営に取り組んでおり、毎年新たな施策を実施しながら、「はかる・わかる・きづく・かわる」といった健康づくりのPDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルを実践できる環境を整備。同時に、従業員の「Well Being」を目指し、働きがいや自己実現などに関するさまざまな施策を組み合わせながら、「プレゼンティーズム」の改善や「アブセンティーズム」の予防に取り組んでいます。
健康経営の主な取り組み
■運動習慣づくり
オフィスセキュリティと連携する通信機能搭載の活動量計を社員証として全従業員に配付。活動量計で計測した各自の歩数データのランキングを発表したり、WEB上で国内外の名所・旧跡を巡る「ウオーキングラリー」を定期開催したりするなど、楽しみながら歩く習慣が身につく施策にも取り組んでいます。
■生活習慣の改善
顕在化している健康課題の改善だけでなく将来の健康リスクに備えて正しい生活習慣を身につけるため、AIを活用した生活習慣改善サポートシステム「ミライフ」と「健康シフトプラン」を全従業員に実施。「ミライフ」で提示された将来の健康リスクをもとに、「健康シフトプラン」を使って生活習慣の自発的改善と自己管理の継続を図りました。この結果、多くの従業員の生活習慣が改善し、健康診断の有所見率が低下するなどの変化が確認できました。
■禁煙対策
オフィスは全面禁煙とし、毎年、世界禁煙デーにあわせて禁煙について情報発信やセミナーを開催するなど啓発活動を実施。また、喫煙者には個別に禁煙勧奨を実施するとともに、全従業員に向けた受動喫煙対策にも取り組みました。禁煙外来のあるオンライン診療のできる医療機関と連携し、禁煙外来を受診しやすくし、禁煙外来受診時の医療費の自己負担分の補助を行っています。
■メンタルヘルス
メンタルヘルス対策では一次予防に力を入れ、ストレスチェックの実施範囲を広げ全従業員に実施。また、セルフケア・ラインケアに対する研修を実施し、ヘルスリテラシーの向上も行っています。
■「プレゼンティーズム」改善と「アブセンティーズム」予防
「プレゼンティーズム」の主な原因であるVDT(Visual Display Terminals)作業による肩こり・腰痛、眼精疲労の解消に向けて、理学療法士による肩こり・腰痛対策のセミナーの開催や定時体操(1日2回)を実施。また、眼精疲労対策として、産業医による講話や保健師によるセミナーを開催し、ヘルスリテラシーを向上させています。この結果、毎年実施している「プレゼンティーズム」に関するアンケート調査では改善傾向が確認されています。一方、「アブセンティーズム」の予防では、産業医が全従業員の定期健康診断結果を判読し、再検査や精密検査や生活習慣の改善が必要な従業員を抽出。受診勧奨や産業医や専門職による保健指導を実施し、早期予防に取り組んでいます。
THLでは、このような健康経営の取り組みの過程で得られたノウハウをサービスに生かし、より多くの法人や団体の健康経営をサポートすることで、働く人々の健康づくりに貢献していきたいと考えています。
■ THLの健康経営の取り組み詳細はこちらをご覧ください。