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「岡山市AIを活用した健康見える化事業」を受託

このたび株式会社タニタヘルスリンク(略称:THL)は、岡山市が2019年11月15日から実施する「岡山市AIを活用した健康見える化事業」を受託しました。本事業は、特定保健指導対象者の健康診査データをもとにAI(人工知能)を活用して将来の生活習慣病発症リスクを予測。生活習慣の改善など行動変容を促し、市民の健康増進を図るもので、2019年4月にスタートした「おかやまケンコー大作戦」と連携しています。

本事業は、「東京大学センター・オブ・イノベーション(COI)自分で守る健康社会拠点」(*1)が開発した行動変容を促すアプリケーション「MIRAMED(ミラメド)」(*2)を活用した特定保健指導です。THLは、特定保健指導に必要な管理システムの開発や参加者に配布したタニタの活動量計や血圧計で計測したデータを管理。また、岡山県で人間ドック・健診サービスを提供する一般財団法人淳風会(岡山県岡山市北区万成東町3-1、理事長・原一穂)へ事業の一部を再委託し、保健指導の分野で連携します。一方、「MIRAMED」は、健診結果や日々の生活習慣をもとにAIを活用して予測した生活習慣病発症リスクを可視化することにより、健康リスクを「自分ゴト化」したうえで3カ月間の継続した生活習慣改善支援プログラムを提供します。淳風会は、THLが管理するデータや「MIRAMED」を活用して、保健師や管理栄養士が適宜より自発的な生活習慣改善に向けた保健指導を行います。

THLでは本事業を通して、参加者が自分の将来の健康について考え、生活習慣改善に向けて無理なく楽しみながら取り組めるようにサポートをしていきたいと考えています。


*1:文部科学省が「10年後の日本がめざすべき姿」の実現に向けて支援するプログラム。「入院を外来に」「外来を家庭に」「家庭で健康に」を掲げ、健康維持の“自分ごと化”による「自分で守る健康社会」実現に向け、科学的エビデンスに基づいた新たな基盤やサービスの研究開発から社会実装までの時間とコストの削減をめざしている。

*2:MIRAMEDは、東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻個別化保健医療講座の商標です。  

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