平井様: データの活用という意味では、ITOKI TOKYO XORK(日本橋)でゴールドクラスの予備認証を達成した「WELL Building Standard TM(WELL認証(*注3))」は、人間が働く最高の環境の中で、個人のパフォーマンスを最大化するという仮説のもとにチャレンジしたものです。 これは空気や水、食事、快適性など7つの概念において、健康的な環境がどのくらいオフィスで整っているかが評価されるもので、働く人間にとってベストな環境であることが認められたということになるんですね。
丹羽: そう考えると、トップダウンとボトムアップの両方が必要なんですよね。そしてその中間も重要です。弊社では2018年度から取締役がCHO(Chief Health Officer)を務めています。実は彼自身が禁煙取組中で(笑)。そうした推進メンバー自身も健康度アップにチャレンジして発信していくことで全社を巻き込んでいけると思うんですよ。