経済産業省公募の「IoT推進のための新産業モデル創出基盤整備事業」採択候補に選定
このたび、株式会社タニタヘルスリンクは、一般財団法人淳風会を代表団体とするコンソーシアムに参画し、経済産業省が公募する「平成27年度補正予算『IoT推進のための新産業モデル創出基盤整備事業』」に応募し、6月21日に採択候補として選定されました。
コンソーシアムの構成メンバーは、タニタヘルスリンク、淳風会のほか、両備ホールディングス株式会社(岡山県岡山市)、全国健康保険協会岡山支部(岡山県岡山市)、凸版印刷株式会社(東京都台東区)の5者です。
本事業モデルは糖尿病の疾病予防・重症化予防に向けたプログラムで、タニタの医療費適正化パッケージ「タニタ健康プログラム」を基本フレームにしています。
対象者は、本コンソーシアム構成メンバーである両備グループ社員の中から約100人をモニターとして選定、淳風会の医師・保健師・管理栄養士などが、健診データやタニタの体組成計、活動量計、電子尿糖計で計測したデータ、日々の食事・運動の状況に基づき個別に指導します。
期間は2016年7月から12月までの約6カ月間とし、血糖コントロール指標であるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の低下、体重・体脂肪率などの適正化を目指します。
今回の目的は、からだに変調をきたしていないものの、健診結果や血液データからいつ病気を発症してもおかしくない方々を対象に、企業、保険者とともに、医師や管理栄養士といった専門家と連携しながら、対象者の行動変容を促していくものです。また、大企業のみならず中小企業においても活用可能な新たな産業創出に繋がる事業モデルを構築するものです。
<事業概要>
・事業名 目指せ職場の総健康「健康推進は一人ひとりから職場で共に」事業
・コンソーシアム名 健康な企業づくりコンソーシアム
・代表団体 一般財団法人淳風会
■「タニタ健康プログラム」とは
http://www.tanita-thl.co.jp/business/system.html