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一般社団法人おでかけリハビリ推進協議会と連携 函館市をフィールドに高齢者向け健康づくり活動「おでリハ健康プログラム」を本格展開

株式会社タニタヘルスリンク(略称:THL)は、一般社団法人おでかけリハビリ推進協議会(北海道函館市若松町9-19、代表理事・松田悌一、以下「協議会」)と連携し、10月1日より、函館市をフィールドに高齢者向け健康づくり活動「おでリハ健康プログラム」を本格展開します。THLでは、今回の本格展開にあたり、多くの自治体の健康事業で採用されている「タニタ健康プログラム」を提供します。本プログラムでは、参加者一人ひとりが通信機能を搭載した活動量計や、THLのスマートフォン向け歩数計アプリケーション「HealthPlanet Walk(ヘルスプラネットウオーク)」を持って日々の歩数を計測。体組成計や血圧計での計測データとあわせて、からだや運動の状態を「見える化」し、パソコンやスマートフォンでいつでも確認できるようにします。


協議会では、「おでかけそのものをリハビリとする」といったコンセプトのもと地域事業者とともに高齢者外出支援運動「おでかけリハビリ」に取り組んできました。この運動は、商業施設などでの「買い物」「食事」「レクリエーション」を通じて「交流」を生み出し、高齢者のフレイル予防と市街地の活性化を図ることを目的に、60歳以上の函館市民を対象にした生涯学習講座「高齢者大学」(函館市からの受託事業)や健康イベントなどを実施。これまでに延べ5000人以上が参加しています。THLではこの取り組みの主旨に賛同し、健康づくりの分野で連携。「おでかけリハビリ」運動の一環として2021年より「おでリハ健康プログラム」を試験的にスタートさせ、連携の在り方を両者で検討してきました。


今回の本格展開にあたって提供する「タニタ健康プログラム」は、通信機能を搭載した活動量計や体組成計、血圧計で計測した自身のデータをパソコンやスマートフォンで簡単に確認できるのが特徴で、からだや行動の変化を「見える化」することで、参加者の行動変容を促します。活動量計には「FeliCa(フェリカ)」※1が搭載されており、パソコンやスマートフォンを介さず、対応する読み取り機にかざすだけで歩数をはじめとした計測データを、インターネットを介して専用サーバに転送。同様に、歩数計アプリもQRコード※2を画面表示するだけでデータ転送が可能であるため、ITが苦手な方でも簡単に計測データを送信・蓄積することができます。


併せて、インセンティブが得られるポイントプログラムも実施。健康イベント参加時だけではなく、今後、体組成の計測を行ったり歩数を増やしたりするなどの健康行動に対してもデジタルポイント「おでリハポイント」を付与していく予定です。貯まったポイントは、健康イベントを開催している商業施設で利用できる商品券と交換でき、参加者のモチベーションを高め、継続を促します。


両者では、これらの取り組みを通じて高齢者のフレイル予防と市街地活性化を図り、より 多くの市民の参加を促すことで、函館市が目指す地域共生社会の実現に貢献していきます。


※1:FeliCaは、ソニー株式会社の登録商標です。
※2:QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。


左より、一般社団法人おでかけリハビリ推進協議会:松田代表理事、弊社社長:土志田敬祐


■プレスリリース(報道資料)PDFはこちらをご覧ください。

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