タニタ健康プログラム導入企業様の声・成功事例

タニタ健康プログラム導入後2年で、
活用者の半数以上に、運動や食習慣の改善効果が見られました。

日本発条株式会社

企画管理本部 総務部 主管 丸山 高史さん
企画管理本部 総務部 主任 井川 光基さん
企画管理本部 総務部 阿部 遥音さん

「従業員の健康は企業の財産。
従業員がいきいきと働きつづけられる会社を目指し、
楽しみながら『健康の見える化』を推進しています」

全国12拠点に約5千名の従業員を抱える日本発条株式会社(以下、ニッパツ)では、2016年より、タニタ健康プログラムを導入。
従業員の健康を経営の大切な柱ととらえ、プログラムの参加者数を着実に増やしながら、一人ひとりの健康増進と企業価値の向上を図っています。
導入の目的
  • 従業員の主体的・継続的な健康づくりを支援
  • 従業員同士のコミュニケーションの更なる活発化
  • 全社的な健康経営の推進
導入前の課題
  • 従業員の運動習慣が全国平均より少なかった
  • 従業員が自身の健康状態を継続的に把握する仕組みがなかった
  • 全国各地に拠点があり、導入や推進にハードルがあった
導入後の成果
  • 毎日の運動や食習慣の改善成果が数値で見える化できた
  • ウォーキングイベントなどにより従業員同士のコミュニケーションが盛んになった
  • 従業員の側面における企業価値の向上に貢献
■導入前の課題

健康経営の大切さを考え、
決め手となるプログラムを探していました

世界トップのばねメーカーとして自動車や情報産業分野の発展に貢献しているニッパツでは、2012年頃から、企業経営にとって従業員の健康がいかに大切かというテーマが社内で活発化してきました。
もちろんそれ以前から、総務部では健康への取り組みとしてスポーツ大会などを実施していましたが、日常的に行われる活動とは言えず、それだけでは不十分と考えました。
丸山様「会社が持続的に成長していくために、従業員が元気に働きつづけることが重要です。しかし当時、従業員の運動習慣を調べたところ、全国平均データより少ないことがわかり、従業員の健康を継続的に推進していく新しい取り組みが必要と感じていました」。
■導入のきっかけ

タニタ健康プログラムは、
簡単で楽しく続けられると直感

丸山様「当時は、健康経営に関する講演を聞きに行ったり、すでに取り組まれている企業を見学させていただいたりしたのですが、施策自体は素晴らしくても、日々の運営業務が膨大であることを目の当たりにして、とてもここまではできないと思いました」。
そこで、私たちの会社でも無理なく続けられる方法はないかと探していたところ「タニタ健康プログラム」を知り、まさに自分たちが探していたプログラムだと実感しました。
井川様「歩くことは毎日誰でもやっているし、歩数はもちろん活動量や体脂肪率・筋肉量が自動的に記録される利便性に魅力を感じました。みんなで歩数を競うウォーキングイベントや、やる気を起こすポイントシステムなども用意されており、楽しく続けられそうだし、従業員同士のコミュニケーションも活発になるのではと思いました」。
そして、実際にタニタ本社や健康プログラムの導入企業も見学に行き、継続的な健康経営につながる優れたプログラムだと確信したのです。
■社内での手応え

希望者を募ってトライアル導入、
好評だったので全拠点で運用を開始

とはいえ、全国12拠点・約5千名の従業員に、健康プログラムのメリットを周知し、参加してもらうのは容易なことではありません。そこで、タニタ食堂のお弁当付き健康セミナーや、プロ仕様の体組成計を使った測定会などを実施。
井川様「男性だけでなく、女性も積極的に測りたがったのは意外でした。従業員同士で数字を見比べて盛り上がったりしていたので、コミュニケーションのネタとしても最適だと感じました」。
そこで、2016年1月、希望者を募ってトライアル導入を行ったところ好評だったので、同年10月から全国の拠点で本格運用を開始。参加したい従業員に活動量計を無償貸与し、健康づくりに役立ててもらっています。
(左)導入当時から愛用しているという丸山さんの活動量計
(右)ニッパツ本社内の従業員食堂近くにある測定スポット
■運用の工夫

全国の離れた拠点でも
参加へのモチベーションを上げ、継続できる

ニッパツでは健康プログラムへの参加はあくまで希望制。そこで、参加者を増やしていくために、各拠点で説明会の開催やPR動画を従業員食堂で流すなど、健康の見える化が楽しみながらできることを訴え続けてきました。
また、「たくさん歩く」「体組成をはかる」「データを送信する」などを習慣化してもらうためのイベントとして、タニタヘルスリンクが用意するポイントプログラムも積極的に活用。歩数や測定頻度などに応じてポイントを付与し、貯めたポイントは賞品の抽選権と交換しています。
さらに、年2~3回開催するWEBサイト上のウォーキングイベントでは、拠点同士13チームの団体戦も行われ、2018年のイベントでは、全従業員の2割に相当する約900名が参加。沖縄バーチャルウォーキングを楽しみながら順位を競い、入賞者に賞品をプレゼントするなど、競い合い、コミュニケーションを深めながら、楽しく健康づくりを図っています。
■運用の成果

健康の見える化が励みになり、
15kg減量できた新入社員も

健康プログラムについて参加者にアンケート調査を行ったところ、「歩行や筋トレなど運動習慣の改善があった(68.7%)」「カロリーを気にかけるなど食習慣が改善した(54.1%)」「体重減少など体の改善が見られた(60.5%)」など、多くの前向きな回答が返ってきました。
中には、測定結果を拠点の保健師のところへ持参してアドバイスを受けに来る人も出てきて、「こうした健康意識がもっと高まれば、医療費の抑制効果も期待できそうです」と、丸山さんは話します。
また、2018年に新入社員として総務部に配属された阿部さんはこんなエピソードも披露してくれました。
阿部様「自分が毎日何キロカロリー消費したかが数字で見えるのがいいですね。私たちは、新入社員の研修時からプログラムに参加しました。頑張って運動すると消費カロリーが増えること、食事にも気を使うことで健康的にやせていくのがグラフで詳しくわかることが面白くて、入社当時の体重から15kgも減量した同期もいました。見える化の成果がよく表れた良い例だと思います」。
■今後の展開

従業員一人ひとりの健康が、企業価値を高めてくれるはず

この健康プログラムは、ニッパツのCSRレポートでも紹介され、投資家やステークホルダーに対して、従業員の健康に前向きに取り組んでいることをアピールし、人材・ブランディングの視点における企業価値の向上にも貢献しています。
丸山様「実際に、経済産業省による健康経営度調査においては、本プログラムを導入・活用していることで得点が上がりました。この健康プログラムが果たす役割はとても大きいと考えます」。
井川様「こうした優れたプログラムを導入し、広めていくことに仕事のやりがいを感じます。また、実際にからだを改善した従業員も多数おり、社内イベントの盛り上がりなどからも、プログラムの広がりに手ごたえを感じています。今後はこの健康プログラムの推進はもちろんですが、全国にまたがる拠点全体、会社全体の取り組みとしていっそう活性化していくための新しい施策も、タニタヘルスリンクと一緒に展開していきたいと考えています」。
取材中も笑顔が多く、ご担当者様自身が楽しみながら健康づくりを推進されている様子が伺えました。
社名 日本発条株式会社(呼称:ニッパツ)
事業内容 自動車用懸架ばね・シート・精密ばね、HDD用サスペンションなどの製造販売
創立 1939年(昭和14年)9月
従業員数 4,973名(単独)、20,834名(連結)※臨時従業員の年間平均雇用人員を含む(2018年3月現在)
URL https://www.nhkspg.co.jp/

 

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